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日本は少子高齢化に歯止めがかからず、今でもその傾向が止まる気配がありません。
そして、これから団塊の世代が何らかの原因で、要介護状態になることが予想されます。

 

 

そして、若者から40代以上の団塊ジュニア世代の就職難も重なって、介護福祉業界で働く
人材のニーズが高まっています。そして介護の唯一の国家資格は介護福祉士のみです。

 

 

その介護福祉士は2015年4月の時点で、約120万人ほど存在しています。
介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士は合わせて三福祉士と呼ばれています。

 

 

グラフにすると、このようになります。介護福祉士がダントツで多くなっていますね。
それから男女比で見ると、どの資格も女性が男性の二倍以上という状況です。

 

 

介護福祉士が120万人に対して、社会福祉士は約17万人、精神保健福祉士は約6万人です。
圧倒的に資格保持者が多いのにも関わらず、圧倒的に足りていないのが介護福祉士なのです。

 

 

私も現場で働いていますので、介護福祉士の方々は圧倒的に女性が多いと実感できます。
介護は力仕事の側面もありますので、実は男性の介護士は非常に重宝されるんです。

 

 

中には認知症を抱えていて、自制心が効かなくなって暴れてしまう利用者さんもいます。
こういった事態には女性ではなかなか対処できませんので、男性の力が必要になってきます。

 

 

これはやはり介護という仕事の大変さに対して賃金が安すぎることが挙げられます。
私も現場の経験者ですが、介護という仕事はとてもやり甲斐のある仕事だと感じています。

 

 

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